新卒1年目の闇(旧:暇なチソカス学生の掃き溜め)

システムエンジニアとして働く新卒社員の生きた証。

いままでありがとうおじいちゃん。

今日は1月3。悲しい日だ。朝から母親に連絡が来て、88歳のおじいちゃんが亡くなった。母親が泣いているのを久しぶりに見た。僕も悲しかった。

僕が物心ついたときから父方のおじいちゃんはもうこの世におらず、僕の知っているおじいちゃんは母方のおじいちゃんだけだった。おじいちゃんはとても頑固な人だった。小さい頃のぼくは、おじいちゃんが怖くて、何か言われるとすぐに泣いていた。泣きすぎて嘔吐したこともあった。そんな僕も少しずつ成長し、いつの日かおじいちゃんが怖くなくなっていた。いつからだったかは覚えていない。

おじいちゃんは僕の知っている最高の料理人だ。別に、店を開いていたわけではない。しかしながら、おじいちゃんの料理はとてつもなくうまかった。僕の大好物はカレーうどんだ。カレーうどんを好きになったきっかけもおじいちゃんだ。小さい頃のぼくは全然ご飯を食べない子だった。よく父親や母親から「食べろ、残すな」と怒られていた。そんな僕が初めておかわりしたのが、おじいちゃんのカレーうどんだった。どれだけ食べてもおいしさが失われないのである。あのカレーうどんをもう一度食べたかった。

今までありがとう。